シンプルな構造が特徴
蛇口がついたBIB(バッグインボックス※)という水のバッグを、直接冷却装置で冷やすというシンプルな構造が特徴のウォーターサーバーなので、貯水タンクや水の通り道となる配管がありません。水のバッグが入った箱を本体に載せて、セットしたコックをひねればすぐに水が出てきます。
水が減るごとにバッグがしぼむため、蛇口からの空気の流入がほとんど無く、バッグ内に雑菌が入ることを防いでいます。又、水を飲み終えたら蛇口ごと新しいバッグと交換しますので、汚れやすい蛇口も毎回新品になり極めて衛生的です。
バッグインボックスとは?
バッグインボックスの構造
外装の段ボールは、2重構造で頑丈な「Wライナー※」なので耐久性に優れています。又、水の容器は耐水性を高める為に、ポリエチレンフィルムが2重になっています。
※Wライナー
通常の段ボールはライナー2枚、中芯1枚の3枚で構成されていますが、Wライナーではライナー3枚、中芯を2枚とすることで強度を高めています。
水の容器
水の容器は、材質が柔らかいポリエチレンのバックを使用しています。そのため容器内の水が出るとともに容器自体がしぼむため、空気を容器内に取り込みません。だから中のお水が長期間鮮度が保たれます。
又、ウォーターサーバー用のポリエチレンのバッグ自体にコック付きの蛇口がついていますが、飲み終えて新しいバッグと交換するたび、毎回新品の蛇口になるので衛生的です。
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シンプルな構造で安全と安心を!
冷却と保温ができるウォーターサーバーは、構造上、水を貯めるタンクやパイプなどの配管が必要ですが、細い配管内部やタンクと配管との接続部など、形状が複雑になりがちな箇所は雑菌が繁殖しやすいので念入りな洗浄が不可欠です。お手入れをさぼると直ぐにヌルヌルに!
日田天領水のウォーターサーバーに給湯機能はありませんが、雑菌の繁殖が起こりやすいタンクや配管が無いので、タンク内部や配管の洗浄等のメンテナンスが必要ありません。
又、水のバッグ自体を冷却しているので、開封後であっても水の品質は衛生状態が保たれています。
水は食生活の軸となる大切なもの、皆様へ安全で安心できるおいしい水を提供するために、敢えて冷却機能だけというシンプルなタイプを採用いたしました。
安全と安心が最優先なので、お湯が出る機能は無くても良いという方は是非、日田天領水のウォーターサーバーを使ってみてはいかがでしょうか。
BIB(バッグインボックス)のセット
ウォーターサーバーを設置したら次はBIB(バッグインボックス)をセットします。
BIBを包んでいるビニール包装を取り除いて、箱の側面に赤色で記載の「運送・保管時の矢印」が上を向くように置いてください。
上の面の注出口部分を切り取ってください。
※ミシン目が入っていますので手で簡単に切り取れます。
側面は冷却器との接触部になります。円状に切り取ってください。(画像では側面ですが、サーバー本体にセットするときは底面になります)
外装箱の切り取り部は手で切り取れるようにミシン目を設けてあります。
カッターなど先のとがった物で開けると、箱の中のお水のバッグが破れて水漏れの原因となります。
冷却器と接する部分を下にして、ウォーターサーバー本体上面の丸い銀色の冷却器にはまるようにセットします。
箱から注水コックを出して、根元のくぼみをウォーターサーバー本体の溝にはめ、最下部までおろします。
注水コックが下を向いていなければ、手で回せますので下へ向けてください。
青いカバーをかぶせて完成です。コックを右へ回すと水がでます。
注水コックにダンボールのくず等がついている場合があります。ついていた場合は少量の水を出して取り除いてください。
水を止める時はコックを左へ止まるまで戻してください。
●ミシン目に沿って切り抜く際にカッター等を使用すると、中のバッグに傷が付き水が漏れる恐れがあります。
●ご使用の前に少量の水を出して、水の抽出口を洗浄してください。
●日田天領水ウォーターサーバー用10㍑ケースをご使用下さい。
●容器内の水が少なくなってきたら、ケース後方を少し持ち上げていただきますと出易くなります。
取り扱い説明書PDF(6.42MB)
本体正面ランプと機器の作動状態
ウォーターサーバー本体の右側に、オレンジ色と緑色のランプがありますが、機器の運転状態をランプの色や点灯・点滅であらわしています。
電源OFFの状態
ウォーターサーバーの電源が入っていない時は、両ランプとも消灯しています。
電源をONにした時
バッグインボックスを設置していない状態で電源を入れると、オレンジとグリーンのランプが同時点滅します。
冷却機の運転待機中
バッグインボックスを設置するとオレンジとグリーンのランプが点灯します。
※バッグインボックスを設置してもオレンジとグリーンのランプが同時点滅している場合は、バッグインボックスが正しく設置できていません。そのままでは冷却が始まりません。バッグインボックスとスイッチの間に異物がはさまっていないかご確認いだだき再度設置しなおしてください。
冷却機の運転中
5分ほどしたら、グリーンのランプのみが消灯し冷却を始めます。
※設置している部屋の温度等の影響で、運転が始まるまで5分以上掛かる場合があります
故障(交互に点滅)
オレンジとグリーンのランプが交互に点滅している場合はサーバー本体の故障です。
ウォーターサーバーのメンテナンス
日田天領水のウォーターサーバーは、日常の簡単なお手入れだけで十分に衛生状態を保ちながらご利用いただけます。
蛇口がついたお水のバッグ自体を直接冷やす構造のため、貯水タンクや水の通り道となるパイプ類がありません。業者に頼んで行うような本格的なメンテナンス等は必要ありません。
普段使いで汚れやすい注水コック付近は汚れたらサッとひと拭き。ドリップトレーはこぼれた水などが溢れないように。本体裏面のフィルターはほこりがたまらないように。たったこれだけのカンタンお手入れでいいんです。
もっと詳しく ウォーターサーバーの衛生管理 を見る
注水コック付近のお手入れ
注水コック付近は水が跳ねやすいので、その都度、柔らかい布等で拭きとってください。市販のアルコール除菌ウェットティッシュ等は手軽に使えます。
ドリップトレーのお手入れ
ドリップトレー(水受け)には、結露した水やこぼれた水が溜まります。トレーから溢れる前に、本体からはずして水を捨ててください。汚れが気になる場合は中性洗剤等で洗ってください。
フィルターのお手入れ
本体内部を冷却するための空気の取り込み口にあるフィルターには、日が経つにつれほこりが付着します。フィルターに付着したほこりが原因で、本体内部への空気の流入が阻害されると冷却能力が低下します。定期的にほこりを取り除いてください。
掃除機でほこりを取り除いてください。汚れがひどい場合は、中性洗剤等で洗った後、良く乾かしてから本体に取り付けてください。