平成18年に本格的に稼動をはじめた日田天領水の新工場は、計画段階からハード面ではHACCP仕様としました。これは衛生管理、防虫・防鼠、設備管理などの一般衛生管理を含めた文字通り総合的な管理システムで、そのシステムに基づいた生産活動を行って参りました。
衛生的な最新設備を備えた自社工場のみならず、従業員への徹底した衛生管理のもと高レベルな品質管理をおこない、より安全で保証度の高いミネラルウォーター「日田天領水」をお客様にお届けできるように、安全衛生管理に取り組んで参ります。
「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略称。
原料の入荷から、製造・出荷までの全ての工程において、予め危害を予測し(HA:Hazard Analysis,危害分析)、その危害を防止(予防、消滅、許容レベルまでの減少)するための決定的に重要な重要管理点(CCP:Critical Controle Point)を特定し、そのCCPを継続的に監視・記録(モニタリング)し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法。
もともとは、1960年代に宇宙食の安全性を確保する為に、アメリカで開発された食品の衛生管理の方式です。国連の食料農業機関(FAO)と世界保健機構(WHO)の合同機関である食品規格委員会(Codex)からHACCP方式が発表され、世界各国にその採用が推奨されました。
日本では、1996年(平成8年)5月に食品衛生法が改正され、「総合衛生管理製造過程」(HACCP方式)の承認制度が創設され施行されましたが、現在では平成30年6月13日に公布された食品衛生法等の一部を改正する法律に基づき、原則としてすべての食品等事業者は、HACCPに基づく衛生管理、もしくはHACCPの考え方を取り入れた衛生管理の実施が制度化されました。
食品衛生上の危害の発生を防止するために特に重要な工程を管理するための取組
取り扱う食品の特性等に応じた取組
category日田天領水の安全性